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宮城県高校入試ガイド

よくわかる!宮城県立高校入試(前期選抜・後期選抜)の仕組み

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宮城県の公立(県立・市立)高校の入試は、それまでの「推薦入試・一般入試」の仕組みから「前期選抜・後期選抜」の仕組みになったのは2013年度入試からです。
推薦入試が前期選抜に、一般入試が後期選抜に名称が変わっただけとは決して言えず、その仕組み自体が大きく変わりました。
推薦入試の場合は、学校長の推薦が必要で学力検査はありませんでしたが、現在の前期選抜では「出願できる条件」を満たせば自由に出願できます。そして国数英3教科の学力検査や学校独自の検査(作文や実技)があります。
ここでは、宮城県の公立高校入試「前期選抜・後期選抜」について詳しく解説します。

1.宮城県公立高校入試概要の発表

例年7月に入試選抜方法と前期選抜の出願条件などが発表されます。

【平成30年度入試】
[県庁]平成30年度宮城県公立高等学校入学者選抜一覧(2017/07/04)
【平成29年度入試】
[県庁]平成29年度宮城県公立高等学校入学者選抜一覧(2016/07/01)

選抜一覧には、高校ごとに、募集定員の他、前期選抜に「出願できる条件」や学校独自検査の内容、後期選抜の選抜内容などが記載されています。

1-1.入学者選抜一覧の見方

仙台二高の選抜一覧(平成30年度入試用)
・募集定員は320人。そのうち96人(30%)が前期選抜の募集人数です。
・前期選抜に「出願できる条件」が記載されています。
・前期選抜の学校独自検査では、資料読取型の小論文が2つ課されます。
・前期選抜の第1段階の割合が70%です。
・後期選抜では調査書と学力検査(入試)の重視比率が3:7です。

1-2.前期選抜に「出願できる条件」について

仙台二高の前期選抜に出願できる条件は以下のようになっています。(平成30年度入試用)

1 自分の将来について明確な目標を持ち,高い専門性を身に付けるために向上心をもって上級学校へ進学することを希望し,社会貢献するために心身の錬磨を図り,入学後も学習,部活動等の 両面で意欲的に取り組む生徒

2 思考力・表現力に優れ,物事に挑戦する意欲が旺盛であり,他と信頼関係を築いて,リーダーシップを発揮できる生徒

上記1と2に該当することを自己アピールでき,かつ以下の3又は4のいずれかの条件を満たす生徒

3 中学校1~3年生の全教科の評定平均が4.8以上の生徒【調査書】

4 中学校1~3年生の全教科の評定平均が4.3以上【調査書】で,体育的・文化的活動等で下記(1)又は(2)の条件を満たす生徒
(1) 体育的活動で次のいずれかの成績を収めた生徒【添付書類又は調査書】
ア 団体で選手として出場し,県ベスト8以上
イ 個人で県ベスト8以上
ウ 各競技における県レベル以上の優秀選手,選抜選手
(2) 文化的活動で次のいずれかの成績を収めた生徒【添付書類又は調査書】
ア 団体で選手として出場し,東北大会以上に出場
イ 個人で東北大会以上に出場

◆3及び4の学習成績,4の(1)及び(2)の活動実績は「資格確認の対象とする条件」である

要約すると「3年間の全教科の評定平均が4.8以上で出願でき、4.8に満たない場合も4.3以上で部活動等で県大会上位レベルの成績を収めていれば出願できる」となっています。この条件を満たしていることを「志願理由書」に記載し、証明する書類を添えることになります。

1-3.出願できる条件を満たしていない?

前期選抜に「出願できる条件」には、評定平均、部活動成績、生徒会活動、各種検定試験の級数等が、高校学科ごとに詳細に決められています。「~、かつ~」と複数の条件を満たさなければならないケースが多くあります。また、レスリングやカヌーのような中学校の部活動には、あまり見られない競技では、学校以外の活動で条件を満たす必要があります。
自分自身では条件を“満たしている”と確信して前期選抜に出願したところ、高校側の審査で“満たしていない”とされてしまった場合はどうなってしまうのでしょう?
残念ながらこの場合は、その高校への前期選抜出願はできなくなります。そればかりか、その他の高校への出願変更もできません。十分な注意が必要です。

2.志願者予備調査

例年11月(第1回)と翌1月(第2回)に志願者予備調査が行われます。

【平成30年度入試】
[県庁]第2回入学志願者予備調査及び前期選抜抜出願状況(2018/01/08)
[県庁]第1回志願者予備調査(2017/11/08)

【平成29年度入試】
[県庁]第2回入学志願者予備調査及び前期選抜抜出願状況(2017/01/13)
[県庁]第1回志願者予備調査(2016/11/08)

前期選抜を含めた、志願者数から予想される倍率、内申点、模試の成績を総合的に判断して出願する高校を決めることになります。学校の先生は内申点や部活動などの学校活動の評価を、塾の先生は模試の成績などを通して入試での得点力を把握しています。最終的に決定するのはあなた自身ですが、両先生の意見は受験高決定の重要な判断材料です。

3.前期選抜

平成29年度は21,590人の中学卒業生の約4割の8,139人が前期試験を受検し、4,718人が合格しました。「出願できる条件」を満たした受験生の57%しか合格できないという高倍率な前期選抜です。不合格だった場合は、改めて受験高を検討し後期選抜に挑むことになります。(受験数と合格数は全日制と定時制の合計数です。)

3-1.出願手続

出願期間

【平成30年度入試】
 平成30年1月9日(火)~1月12日(金)

【平成29年度入試】
 平成29年1月10日(火)~1月13日(金)

出願準備
出願するには以下の書類を準備する必要があります。
①前期選抜用入学願書・写真票(共通書式)見本
②志願理由書(出願する高校ごとの書式)例
③出願できる条件を証明する書類(実績や活動を証明する書類でA4サイズに整えます)
④調査書(中学校が準備)見本

 

学力検査日

【平成30年度入試】
 平成30年1月31日(水)

【平成29年度入試】
 平成29年2月1日(水)

・学力検査は県共通の国・数・英3教科です。
・学校独自検査は面接、作文、実技などです。

3-3.選抜

調査書、学力検査、学校独自検査の選抜資料(検査)にもとづいて合格者選抜を行います。

A.調査書の点数

(3年間の3教科[国・数・英]の評定の合計)45点満点
+2×(3年間の3教科以外の6教科の評定の合計)180点満点
=調査書点(=225点満点=)

B.学力検査の点数
国数英の3教科について共通の学力検査を行います。
各科の検査時間は50分です。
各科100点満点(合計300点満点)で採点したものを、高校ごとに0.25倍~1.0倍に換算しますので、高校ごとに75点満点~300点満点となります。

C.学校独自検査の点数
各高校ごとに作文、面接、実技の内の1つ以上の独自検査が行われます。
独自検査の点数は75点満点~300点満点の間で各校ごとに予め決められています。

【選抜資料の合計点について】
A調査書点+B学力検査点+C学校独自検査点の合計点は450点満点~675点満点の範囲に決められています。

A 調査書点      225点満点
B 学力検査点  75~300点満点
C 独自検査点  75~300点満点
———————————————
A.B.C.の合計   450~625点満点

仙台二高の場合は、以下のような合計点満点に決めています。

A 調査書点  225点満点
B 学力検査点 300点満点
C 独自検査点 100点満点
————————————-
A.B.C.の合計   625点満点

【前期選抜の選抜方法】

STEP1.
選抜資料(検査)の合計点の上位から各校で定めた募集人数の120~150%の範囲の者を対象にします。(ここに入らなかった場合は不合格確定です)

STEP2.
第1段階の選抜をします。あらかじめ各学校が公表している第1段階の割合(募集人数の70~90%)に入っているものを選抜し合格とします。

STEP3.
第2段階の選抜をします。募集人数の残りの人員を選抜資料(検査)の合計点と、調査書の記載内容とを総合的に判断し選抜します。

仙台二高前期選抜の場合
前期選抜募集人数は96人、第一段階の選抜の割合は70%、公表されていない審査の対象は募集人数の150%と仮定します。

3-4.合格発表

発表日

【平成30年度入試】
 平成30年2月8日(木)

【平成29年度入試】
 平成29年2月9日(木)

4.後期選抜

4-1.出願手続き

出願期間

【平成30年度入試】
 平成30年2月19日(月)~2月22日(木)

【平成29年度入試】
 平成29年2月21日(火)~2月24日(金)

出願準備
出願するには以下の書類を準備する必要があります。
①後期選抜用入学願書・写真票(共通書式)
②調査書(中学校が準備)

出願状況が発表されます。

4-2.学力検査

学力検査日

【平成30年度入試】
 平成30年3月6日(火)

【平成29年度入試】
 平成29年3月8日(水)

・学力検査は県共通の国・社・数・理・英5教科です。
・学校によっては面接又は、実技を実施します。
・面接、実技は学力検査後か、翌日に行われます。

4-3.選抜

調査書、学力検査、面接や実技の選抜資料(検査)にもとづいて合格者選抜を行います。

A.調査書の点数

(3年間の5教科(国社数理英)の評定の合計)75点満点
+2×(3年間の4教科(音・美・保体・技家)の評定の合計)120点満点
=調査書点195点満点

B.学力検査の点数
国社数理英の5教科について共通の学力検査を行います。
各科の検査時間は50分です。
各科100点満点で合計500点満点です。
(傾斜配点もできますが、採用している高校学科はありません。)

C.面接、実技について
各高校ごとに必要に応じて実施します。
実技は、体育・美術に関する学科でのみ実施します。

・選抜方法
調査書点と学力検査点のどちらを重視するかについて各高校の判断で次のようなA~Eの5つの割合の中から定めておきます。

STEP1.
第1段階の選抜をします。先ほどの調査書点と学力検査点の割合に基づき、調査書点と学力検査点のそれぞれを軸とした相関図表を用いて総合的な審査の上、募集数の80%を選抜します。調査書の記載事項も選抜資料として用いられます。
図中の領域Aにいる者(募集数の80%)が第1段階の選抜者になります。

STEP2.
第2段階の選抜をします。第1段階の合格候補者を除いた者から、募集人数の40%以内にいる者を対象に、相関図表と調査書の記載内容を用いて総合的な審査の上、選抜します。
図中の領域Bにいる者(募集数の40%)が第2段階の選抜の対象となり、半数が選抜されます。

4-4.合格発表

発表日

【平成30年度入試】
 平成30年3月14日(水)

【平成29年度入試】
 平成29年3月16日(木)

5.第二次募集

5-1.出願手続き

出願期間

【平成30年度入試】
 平成30年3月15日(木)~3月19日(月)

【平成29年度入試】
 平成29年3月17日(金)~3月21日(火)

出願準備
出願するには以下の書類を準備する必要があります。
①入学願書・写真票(共通書式)見本
②調査書(中学校が準備)見本

5-2.学力検査

学力検査日

【平成30年度入試】平成30年3月20日(火)

【平成29年度入試】平成29年3月22日(水)
・学力検査の実施教科、面接、作文、実技の実施方法は学校ごとに決められます。

5-3.選抜

・学校ごとに決めた方法で選抜します。

5-4.合格発表

発表日

【平成30年度入試】
 平成30年3月20日(火)または22日(木)

【平成29年度入試】
 平成29年3月22日(水)から23日(木)

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