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宮城県高校入試ガイド

2018年受験用 宮城県公立高校入試問題|傾向と対策【後期・理科】

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このページでは平成29年度の後期・理科入試問題について詳しく解説します。

理科【後期】

○平成29年度入試問題の構成と特色

大問構成は昨年同様。総問題数も33問と昨年と同数だった。分野、学年の偏りが小さく、全体から満遍なく出題しようとする意図が見られた。計算問題と記述問題はどちらも1問増加し、それぞれ6問、3問出題された。記述問題が多かった時期に比べれば、少ない傾向が続いている。昨年度に比べ、記号問題の選択肢の内容が簡素な問題として増加、問題設定も頻出事項が多くを占めたため、昨年度より易化した。

○大問ごとの特徴

〔第一問〕 配点36点
生物・物理・化学・地学の小問集合。全て定期試験でも問われる典型題であり確実に得点したいところ。ここに計算問題が2問出題されているが、基本内容であり、ここでの失点は避けたい。語句記述問題では、中3生が学習した教科書において太字になっていない「柱状図」を答えさせる問題が出題された。全体的には平易な問題であったため、難易度は易化した。

〔第二問〕 配点16点
生物分野から、イヌワラビの光合成実験とタンパク質の消化に関する出題。知識問題が中心となっており、基本事項を反復して定着させてきた受験生にとっては解きやすい問題であったと言える。

〔第三問〕 配点16点
地学分野から、惑星の見え方と恒星の動きに関する出題。教科書にある基本事項に沿って考えれば、正解を出すことは決して難しくはないが、火星と木星、天頂付近の星の動きといった、定期試験ではあまり見受けられることがない内容が取り上げられていた。入試問題レベルの演習をどこまで積み上げられたかで明暗が分かれた。

〔第四問〕 配点16点
化学分野から、金属の酸化に関する出題。5問中4問は基本事項の理解を問うている。最後の計算問題は、2種類の金属が酸化する際の質量比を元に連立方程式を用いて答えを導き出す問題であり、高難度であった。思考を要する計算問題の正答率は、非常に低い傾向が例年続いている。

〔第五問〕 配点16点
物理分野から、電流と電圧の関係に関する出題。計算1問、作図1問、グラフ1問と形式は多様。例年物理分野には極端に難易度の高い問題が見られたが、今年はオームの法則を用いる典型的な問題で構成された。

○平成30年度受験生へ学習のアドバイス

基本事項の暗記、定着をいかに早く仕上げ、他県を含めた入試問題の演習を多くこなすことできるかが、得点力を上げることに直結する。重要語句は、ただ一問一答式の問題に答えられるだけではなく、その意味まで教科書記載している通りに説明できるようになると、複雑な記号選択問題や、科学的思考力を問われる応用問題への対応力が劇的に向上する。また、学年、分野のバランスが考慮された出題傾向のため、苦手分野ほど早期に基本の定着に着手し、弱点を克服しておく必要がある。今年度の問題には解きやすいものが多かったが、過去に平均点が50点を下回る年が3年続いたことを考えると、再びその水準に戻っても何ら不思議はないことを認識してほしい。基本的な知識・理解と科学的思考力・判断力、表現力の向上と少し難しい入試問題に照準を合わせた学習も意識し、貪欲に実力アップを目指したい。

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