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宮城県高校入試ガイド

2018年受験用 宮城県公立高校入試問題|傾向と対策【後期・国語】

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このページでは平成29年度の後期・国語入試問題について詳しく解説します。

国語【後期】

○平成29年度入試問題の構成と特色

今年度は、昨年度と同様の出題順・出題傾向となった。難易度は、全体として見れば昨年度とほぼ同様と言える範囲にもかかわらず、平均点は昨年度を下回った。本文全体の表現の特徴や内容を捉える問題では正答率は低かった。変更点としては古典が古文に戻ったこと、第四問の題材に和歌が出たことが挙げられる。

○大問ごとの特徴

〔第一問〕 配点24点
近年の文学的文章で頻出である、まはら三桃の『風味さんじゅうまる』からの出題。形式としては、選択問題が4問、書き抜き問題は2題、記述問題は5字と45字の2題だった。昨年度と比較すると、選択問題が1問増え、書き抜き問題が1問減った。内容面では、文学的文章特有の心情把握問題は出題されておらず、45字の記述問題も「印象」を答えさせる問題であった。長文記述問題以外は答えやすい問題が多く、昨年度に比して若干易化した。但し、助動詞「られる」の活用選択で見られるように文法の基本的な知識はしっかり定着したい。

〔第二問〕 配点24点
説明的文章は、やはり頻出の池内了の『現代科学の歩き方』からの出題。形式面では選択問題が2題、書き抜き問題が4題、記述が20字と50字となり、昨年に比べて選択問題が2題減り、書き抜きと記述が1題ずつ増えた。今年の文章は行間隔がせまく、1ページにみっちりと文字が詰まった印象を受け、国語が苦手な受験生はこの段階で辟易するだろう。また、上位校を狙う受験生も、書き抜き問題でいかに時間を消費しないで解くか、記述問題でどの程度得点できるか、が問われることとなった。文章のレベルが上がったため、若干の難化と言える。

〔第三問〕 配点8点
徒然草からの出題で、昨年度の漢文から古文に戻った。文章量は少なく、問題も現代仮名遣いに直す問題が1題、選択問題が1題、10字の記述問題が11題と、平易だと言える内容だった。

〔第四問〕 配点24点
漢字は書き4問、読み4問、コミュニケーション分野では「花吹雪」の読み、5字以内の記述が1問、和歌の知識を問う記号問題が1問、登場人物の発言の仕方についての選択問題が1問と、短歌が出たことを除けば例年通りの出題形式だったと言える。予想通り「更迭」の読み、「警笛」の書きの正答率は低かったが、「構える」も低い。これらは、「難しい漢字」としてよく出る漢字ではある。短歌の知識問題も、前期の傾向を踏まえ対策をしていれば十分に取れた。できるだけ失点したくない問題だったと言える。

〔第五問〕 配点20点
昨年同様、提示された選択肢(読書に関する標語)から1つ選び、それについて述べるという200字作文。昨年度の選択肢3つから5つと増え、読書の習慣が少ない受験生には具体化することが厳しかった。

○平成30年度受験生への学習アドバイス

前期選抜と合わせ、詩・俳句・短歌が出題され、昨年度の漢詩も含めれば韻文のジャンルから一通り出題された。また文学的文章・説明的文章共に入試頻出である作家から出題されたことや、作文テーマの出題形式も考えると、こういった出題がされると断定せず、どんな問題にも対応できるようにしておく必要がある。基本知識は確実に覚えるという努力を怠らず、読解問題では「どの問題でも同じように解く」技術が要求される。作文も、テンプレートとなる型を持つことで、どういう構成で書けばよいかと迷うことはなくなる。さらに、他の都道府県の問題を解くことも有効だと言える。

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