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2018年受験用 宮城県公立高校入試問題|傾向と対策【前期・国語】

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このページでは平成29年度の前期・国語入試問題について詳しく解説します。

国語【前期】

平成29年度入試問題の構成と特色

昨年度までと比べ、今年度は出題内容に変化があった。言語事項を問う大問の中にあった韻文が独立した大問として出題され、そのかわりにコミュニケーション分野の大問がなくなった。また、古典分野では古文ではなく漢文に変わり、文学的文章・説明的文章においてもそれぞれ20字程度の記述問題が追加された。しかし、これらによる受験生の混乱はほぼなかった程度と思われる。難易度で言えば、第一問~第に三問が難化し、第四問・第五問は昨年よりやや易化したため、全体としてはやや難化したと言えるものとなった。

○大問ごとの特徴

〔第一問〕 配点24点

文学的文章の読解問題。例年通り、部活に関連した青春ストーリーが題材となった。昨年度の書き抜き問題は15字が1題、記述問題は4字・6字・50字の3題であったのに対し、今年度の書き抜きは4字の1題、記述問題は25字と50字の2題となった。記述問題において、出題数こそ減ったものの、字数が増え、特に25字で書く問三は模範解答通りの解答を作るのは難しかっただろう。大問構成として大きな変化はないものの、やや難化したと言える。

〔第二問〕 配点24点

説明的文章の読解問題。記述問題において、昨年は6字と50字の2題であったのに対し、今年は20字と45字の2題となり、字数が増えた。また、第一問と同様、模範解答通りに答えるのは難しかっただろう。これらのため、第二問は一部難化したと言える。

〔第三問〕 配点18点

昨年はコミュニケーション分野が出題されていた第三問であったが、今年は韻文が出題された。現代詩の割合が大きいが、短歌・俳句も題材とされ、分野として広範囲な出題となった。しかし、問われている内容は平易なものであるが、得点するのは難しいと考えられる。

〔第四問〕 配点24点

漢字の書き読みそれぞれ4題、草書と楷書の違い、文法、熟語、敬語と、出題形式・難易度共にスタンダードなものであり、平易と言える。

例年との変更点としては、第五問が漢文になったため、漢文関連の問題が無くなったことと、品詞の意味・用法を問う問題がなかったことが挙げられる。

〔第五問〕 配点10点

例年と変わり、古典分野は漢文が出題された。大きな変更ではあるが、問四の記述が昨年の40字から15字へと字数が減ったため、古典分野としては易化したが、実際は古典そのものを苦手意識としている受験生が多いことが伺える。

○平成30年度受験生への学習アドバイス

今年で5年目となる前期選抜だが、後期選抜と比べて出題傾向は定まっていないと言える。それぞれの大問・小問でどんな分野が出題され、どう聞かれるかといったことは決めてかからず、本番の出題形式がどんなものであっても慌てず落ち着いて解こう。そのために、各分野における基本的な知識は一通り身につけておかなければならない。また、記述問題においてもどういった切り口で聞かれても対応できるように、問題のパターン化と適切な解答の作り方が必要になってくる。ただ解くだけでは記述問題はできるようにならないため、きちんとした対策を行いたい。対策のための教材としては、宮城県の過去問のみならず、他の都道府県の問題を解くことも有効であると思われる。

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