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宮城県高校入試ガイド

2018年受験用 宮城県公立高校入試問題|傾向と対策【前期・英語】

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このページでは平成29年度の前期・英語入試問題について詳しく解説します。

英語【前期】

平成29年度入試問題の構成と特色

昨年度と問題構成に変更はなく、大問数も出題形式もほぼ同じと言える。全32問の内、20問が記号選択、6問が短答式・並替え、6問が記述問題となり、記号選択の割合においては昨年の54.5%から62.5%と増加した。また、第5問についても昨年より取り組みやすいものとなり、全体として昨年度より易しくなった。

○大問ごとの特徴

〔第一問〕 配点18点

昨年度と同様、短い会話における適文選択と、会話の中で強調する語を選ぶという、全問記号選択の大問だった。難易度も昨年度とほぼ同じと言え、十分満点が可能だった。会話の流れを的確に把握することが求められた。

 

〔第二問〕 配点15点

この問題も、昨年度と同じ出題形式で、短い会話文の中での適語選択と、頭文字が判明している状態での適語補充であった。難易度も昨年度同様、基本的な単語・文法知識であり、どの高校を狙う受験生でも誤答は避けたいが、発音と綴りの正確な表現力がその差につながった。

 

〔第三問〕 配点21点

昨年度同様、体験を通じた学びに関する高校生のスピーチ文が題材となった。使用語数は昨年の約350語から約380語とほぼ30語の増加。出題形式としては、語形変化がなくなり、その代わりに適文選択が加わり、適語選択の問題も昨年度の3語の組み合わせから選ぶものから、1語だけに減った。日本語による内容記述は傍線の直後に解答があり、英問英答も疑問文と同内容の文が4段落目の頭と比較的見つけやすい位置にあったため、取り組みやすい。全体として、昨年度と同様に平易な問題であった。

 

〔第四問〕 配点27点

水問題に関する本を読んでいた生徒を中心とした会話文が題材で、使用語数は昨年度と同様ほぼ400語だった。出題形式では、昨年度の適語補充がなくなり、その代わりにitが指す内容の選択問題が追加された事が変更点であり、その他は語整序・文整序・適文選択・日本語による内容記述・英問英答と同じものであった。難易度においても、昨年度と同程度と言えるが、会話文の内容を論理的に読み取ること力が試されている。

 

〔第五問〕 配点19点

昨年度の第五問は宮城県の問題としては変化球的なものだったが、今年度は一昨年度と同様の、会話文にからめた英作文となった。英作文以外では日本語で書かれた図を元にした適語句補充は昨年度と同じだが、昨年度は2語補充が1題と4語以上での補充が2題に対して、今年度は1語補充が1題、3語以上の補充が2題と、それぞれ語数が少なくなった。英作文のテーマも昨年度のものに比べて書きやすいものだったが、適切な語彙選択と文法事項の定着、伝えたい内容を意識した論理的な伝達力が求められている。昨年度よりやや易化したと言える。

○平成30年度受験生へ学習のアドバイス

昨年度より易化したが、昨年度も全体的に平易な問題だったため、今年も上位校では差が付かない問題となっただろう。記述や短答式の問題で落とさないのは当たり前。記述問題や英作文でいかに減点されないか、という精度の高い訓練が必要になる。そのためには、単語や文法の基本的な知識は一通り抑えるのは当然として、その上で丸暗記に頼らない深い文法理解が必要になってくる。過去問演習の際に満点をとれる力を身につけよう。中堅校を狙う受験生は、まずは一刻もはやく抜けている単語を覚え、基本的な文法の演習量を増やそう。基本的な知識が増えれば増えるほど他の受験生と差をつけられるが、おろそかにすればするほど置いて行かれる。

上記のものは、上位校向けとしても中下位向けとしても「当たり前」のことしか書いていないが、平易な問題構成が続いている近年では、その「当たり前」を如何に徹底できるかが鍵となる。基礎ができていない内から長文問題に手を出すような勉強法は決してしない、常に基礎・基本を意識した反復トレーニングを心がけたいものだ。

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